うにものがたり

その年の楽曲10選など。Twitterの延長のようなブログです。

#2023年楽曲10選

※記事末尾にApple MusicとSpotifyのプレイリストのリンクがあるので、気になった曲があれば是非。

素顔のピクセル / スリーズブーケ

作詞:ケリー 作曲:桃宇アリサ、めんま 編曲:めんま

2023.11.15 Release

楽しいも大切も大好きも そこにある一瞬を永遠にしよう 何ひとつ無駄じゃない ワンピクセルのかけがえのない今

「眩耀夜行」がリリースされた8月、「この曲は間違いなく2023年No.1だ!!!」と自分の中で確信していた。ところか3ヶ月後、その確信を揺るがす1曲が奇しくも同じユニットから登場する。その名も「素顔のピクセル

それは一度聞いたら頭を離れないイントロ、脳裏にふわりと情景が浮かぶ歌詞、サビに至るまでの両ボーカルの掛け合い、全てに秀でた楽曲だった。「今の歌詞は?」「このDメロもう一度聞きたい!」など、過ぎていく一瞬を追い求めて延々とリピートしてしまう。まさに「そこにある一瞬を永遠にしてしまう」のである。

フォロワーさんにおすすめして頂いた動画でバーチャルライブの様子も視聴したが、「こぼさずに切り取ってくよ」のまるで空間を切り取るような振り付けが本当に好き。

壱雫空 / MyGO!!!!!

作詞:藤原優樹 作曲・編曲:hisakuni

2023.8.9 Release

あの空から点線の糸で つなぐように届いた ひとしずく

2023年、弊タイムラインを席巻した作品と言えばTVアニメBanG Dream! It’s MyGO!!!!!」であろう。挿入歌「詩超絆(うたことば)」「迷路日々(メロディ)」も作品において重要なファクターであるが、MyGO!!!!!をもっと知りたい、作品に触れてみたいと思うきっかけの曲だったことが選出の決め手となった。

ANIMAX MUSIX 2023ではようやくリアルMyGO!!!!!のライブも見てきた。落ちサビの高音を綺麗に轟かせる羊宮妃那さんや、ラスサビ入りで可愛くジャンプを決める青木陽菜さんなど、「壱雫空(ひとしずく)」の楽しさが十分に伝わってくるパフォーマンスだった。

エンドロールは終わらない / AZKi

作詞・作曲・編曲:瀬名航

2023.07.02 Release

最高な日も最悪な日も 音楽とともに刻んできた

しっとりとしたAメロから徐々にインストが盛り上げを見せていき、Bメロで一度落とし、サビでさらに盛り上げる。コンポーザー瀬名航氏の緩急の付け方は見事と言わざるを得ず、それをしっかりと表現するボーカルAZKiも素晴らしい。

最後にも登場するフレーズ、「今日も音楽に救われて 僕は生きている」が深く心に刺さる。だからこそ今、私たちはこうして楽曲10選記事を書いているのだ。

AMAYADORI / 佐々木李子

作詞:佐々木李子 作曲:夢見クジラ 編曲:大沢圭一・夢見クジラ

2023.4.19 Release

いつから傘は回さないで 差し出すものだと知ったの?

「いいから最初の20秒を聞いてくれ。」

もし筆者が「AMAYADORI」を他人に勧めるならまずこう切り出すだろう。それくらい冒頭のピアノイントロ+透き通る佐々木李子さんの歌唱が好きな楽曲。英歌詞と日本語歌詞を織り交ぜつつ、切ない世界観を"雨"とともに歌い上げている。

すでに「ココロデリシャス」(デリシャスパーティ♡プリキュアED)等でご存知の方も、違った佐々木李子さんの一面が発見できるかも知れない。

Paraglider / 石原夏織

作詞・作曲:渡辺翔 編曲:HAMA-kgn 

2023.8.2 Release

風を捕まえて 雲を掃除して キミを見つけるんだ

石原夏織×渡辺翔×夏曲の組み合わせ、もはや鬼に金棒、虎に翼。クレジット表記通りの爽やかさに満ちたイントロから一気に駆け抜けていくメロディの気持ち良さがたまらない。京 Premium Live -2023-でようやく回収できたのがつい昨日のように感じる。

歌詞に散りばめられた「青の感情」「青の瞬間」を感じつつ、夏の海岸線沿いをドライブしながら聞きたい曲。

アーバンハイウェイ / 内田真礼

作詞:mido 作曲・編曲:UNDER_COVERS

2023.10.18 Release

ぐるりぐるり巡り巡る 忘れてたトキメキ

ドライブしながら聞きたい曲と言えばこのナンバーも外せない。小気味良いキックに合わせてずっと身体を揺らしていたくなる。ただしアクセルの踏み過ぎには注意。「ラブ・ユー・テンダー!」カップリング曲ながらタイアップありのA面にも負けないポテンシャルを持っており、早めにライブで回収しておきたい曲のひとつ。

ゆびきりの唄 / サンドリオン

作詞・作曲:堀江晶太 編曲:Nor

2023.10.18 Release

もう一回 確かめよう ゆびきりの唄 また出逢おう 変わり往くまま

堀江晶太氏にハマるきっかけとなった当時のゲーム主題歌たちを彷彿とさせるような「聞けばわかるあのサウンドに一気に引き寄せられた。Nor氏の軽快なアレンジが加わり、思わずステップを踏みたくなる仕上がりになっている。京 Premium Live -2023-はしっかり両日行こうな!(初日のみ参加で2日目の当曲を聞き逃した)

花になって - Be a flower / 緑黄色社会

作詞:長屋晴子 作曲:穴見真吾 編曲:川口圭太・穴見真吾

2023.12.6 Release

花になって ほらニヒルに笑ってその顔にぞくぞくして目が離せない

TVアニメ薬屋のひとりごとOPテーマとして話題になったタイアップ曲。Aメロの「いいんじゃない?(インジャナーイ!)」はつい口ずさみたくなるし、Bメロの「甘い苦いハマんない」→「その判断がくだんない」と韻を踏むのも心地よい。

2番Aメロが1番Aメロと異なる作りをしているのも楽しいので、アニメOPだけでなく是非フルで聞いてもらいたい曲。

プライベート・ルーム / 田所あずさ

作詞:大木貢祐 作曲・編曲:神田ジョン

2023.7.4 Release

Bye-Bye 再び言葉に永遠宿るまで帰ろ プライベート・ルーム

TVアニメ「もののがたり」第二章EDテーマ。コンポーザーの神田ジョン氏は、TRUE「分身」のようなゴリゴリのロックを書いたかと思えば、一方で「ソールに花びら」「箱庭の幸福」のようにインストは控えめながらボーカルを活かす楽曲でも才能を発揮。この「プライベート・ルーム」でもボーカルの魅力を十分に引き出している。

厭わない / MIMiNARI feat. 富田美憂 & 市ノ瀬加那

作詞・作曲・編曲:MIMiNARI

2023.1.17 Release(先行配信)

この心が揺るがぬなら この身体が醒めなくても 構わない 厭わない

TVアニメ「あやかしトライアングル」EDテーマで知った曲。ちょっとエッチな描写のある作中とは打って変わって、爽やかさと儚さに溢れたメロディに強く惹かれた。主演の女性声優お二人でのデュエット曲であり、所々で混ざり合う歌声や掛け合いが魅力。MIMiNARIは他にも「眠れない feat. 楠木ともり」など、ボーカルに作品のメインキャストを迎えた楽曲をリリースしており、今後の展開が楽しみである。

 

以下、Apple MusicとSpotifyのプレイリストも記載しておく。

来年も良い楽曲に出会えますように。

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